アコムの審査は甘い?審査基準や審査に通れないときの原因を解説

アコムの審査は甘いから誰でも通る?のアイキャッチ画像

アコムは大手消費者金融カードローンの1つで、「審査時間が短いから甘いのでは」「誰でも借りられそう」と思われがちです。

しかし審査は決して甘くなく、申込者のうち半数以上が審査落ちしています。

本記事では、アコムの審査について以下の内容をまとめました。

  • アコムの審査が甘いのかをデータから分析
  • アコムの審査項目について
  • アコムで審査に落ちる原因は6つ
  • アコムの審査時間が長い原因
  • 審査に通りやすくするコツ

審査が甘いかどうか他社とデータを比較して分析し、審査落ちや審査時間が長くなる原因も丁寧に解説します。

審査が甘いカードローンを探している人は、審査に通りやすくなるコツまで確認し、審査通過の可能性を高めましょう。

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アコムの基本情報
項目 詳細
サイト 詳細はこちら
審査時間 最短20分
融資時間 最短20分
金利 年3.0%~18.0%
申込年齢 20~72歳
融資上限額 1~800万円
担保・保証人 不要
無利息期間 最大30日間
目次
  1. アコムは審査が甘いのかを新規成約率や他社データから徹底分析
  2. アコムは収入や信用情報から返済能力を審査する
  3. アコムはゆるい審査を行っていない!審査に落ちる原因は6つ
  4. アコムの審査時間が長い原因は?
  5. アコムの審査に通りやすくするコツは?申込手続きをスムーズに進めるポイント
  6. アコムの審査に落ちた後に気を付けるべき行動
  7. アコムの審査が甘いか気になっている人のよくある質問

アコムは審査が甘いのかを新規成約率や他社データから徹底分析

アコムの審査は甘いのか、新規成約率を始めとしたデータを他社と比較し、分析した結果以下の傾向があると分かりました。

  • 新規成約率は大手他社より高い傾向
  • 審査通過人数は1ヶ月平均3万人超えと利用者が多い
  • 申込条件・貸付条件は一般的

アコムの新規成約率は安定して40%前後あり、他社と比べると常に高めの傾向です。

契約者数は3万人を超える月が珍しくなく、1日で平均1,000人が審査通過を実現しています。

ただし新規成約率が高めでも、申込条件が甘い、貸付条件が悪いといったわけではありません。

項目 詳細
申込条件 20歳以上72歳以下
安定した収入と返済能力がある
金利(年) 3.0%~18.0%
最短融資時間 最短20分
無利息期間 契約の翌日から30日間

アコムに申し込むなら、年齢と収入に関する条件を満たす必要があります。

アコム独自の基準で厳正に審査を行っているため、「審査が甘いのでは」と期待せず、必要な準備をしてから申し込みましょう。

アコムに申し込んで審査に通る割合は約40%程度と他社よりも高い傾向

アコムに新規で申し込んだ人のうち、審査に通る割合は平均して約40%です。

他社や貸金業者の平均値と比較しても、アコムの新規成約率は高い傾向にあります。

対象月(2024年) 新規成約率
アコム アイフル 貸金業者平均
4月 41.3% 34.9% 33.2%
5月 42.0% 36.7% 34.0%
6月 41.7% 36.7% 33.3%
7月 37.8% 37.0% 31.2%
8月 37.6 % 34.1% 32.2%
9月 37.6% 34.6% 31.8%
10月 39.1% 32.5% 32.2%

参照元:アコムマンスリーレポートアイフル月次データ2025年3月期日本貸金業協会|月次統計資料

1ヶ月あたりの新規成約率は、大手消費者金融のアイフルや貸金業者平均値と比較できます。

アイフルと比較すると、最高で7.0%近く新規成約率が上回るケースも。

貸金業者平均値は32~33%程度で推移しており、2024年5月には8.0%もアコムの方が高い結果となっています。

アイフルと比較すると、継続してアコムの方が新規成約率は高い状態です。

プロミスは2022年度のみアコムを上回っているものの、他の年度は1~3%ほど低い数値になっていました。

新規成約率だけ見れば、アコムは「平均よりも厳しい」「他と比べて審査落ちしやすい」といった特徴はありません。

申込条件を満たしているなら、必要以上に審査を不安に思わず、一度審査を受けましょう。

審査通過人数は1ヶ月平均3万人を超える

アコムに申し込んだ人のうち、2023年度に審査通過した人数は1か月平均35,000人を超えます。

アコムは2021年度から申込者数、審査通過人数とも右肩上がりに増えています。

特に2023年度は申込者数が唯一の100万人超えを達成。

アイフルやプロミスと比べて新規成約人数も多く、審査に通過した人は43万人を超えます。

カードローン市場におけるアコムのシェア率は、2024年3月に20%を達成

積極的に利用者を増やしており、「アルバイトだから審査は厳しそう」「収入が少なく審査に通る気がしない」といった人でも申し込みやすいです。

※参照元:アコム|2025年3月期決算プレゼンテーション資料

アコムの申込条件と貸付条件は一般的な水準

アコムの申込条件や貸付条件は他の消費者金融カードローンと大差なく、審査難易度には関係ありません。

いずれの金融機関でも、申込者本人に安定継続した収入があるのは必須条件です。

職業や勤務形態に縛りはなく、継続した収入があるなら短時間アルバイトでもお金を借りられます。

ただし、年金収入のみの人は申込対象外です。

大手消費者金融カードローンで、年齢条件や貸付条件をまとめて比較しました。

年齢条件 金利(年) 最短融資時間
アコム 20歳以上72歳以下 3.0%~18.0% 20分
アイフル 満20歳以上69歳 3.0%~18.0% 18分
プロミス 18~74歳 2.5%~18.0% 3分
SMBCモビット 満20歳~74歳 3.0%~18.0% 15分
レイク 満20歳以上70歳以下 4.5%〜18.0% Webで最短15分

上記の通り、若干の違いはあるものの年齢条件や金利条件にほとんど差はありません。

最短融資時間は審査難易度に関係なく、情報の処理速度や審査体制の違いで差が出ています。

条件面だけで比較すると、どこに申し込んでも審査難易度が変わらない印象です。

審査通過率が高めだからといって誰でも申し込めるわけではないので、申込条件は必ず確認しておきましょう。

アコムより審査に通りやすいカードローン会社はある?

アコムより審査に通りやすいカードローン会社があるかは、人によって異なります。

カードローンの審査基準は各社異なり、いずれも非公表です。

収入条件が似ている人でも、「アコムは通ったけどアイフルは審査落ち」「アコムは落ちてアイフルは審査通過」と結果が異なるケースもあります。

項目ごとの評価基準が異なるため、どこが甘い・厳しいとは一概に言えません。

銀行カードローンと比べたらアコムは審査に通りやすい傾向

銀行カードローンは金利が低めで、消費者金融カードローンよりも審査が厳しい傾向です。

限度額も、消費者金融が1万円から申し込めるのに対して銀行は10万円からと高額融資向き。

少額から契約できるアコムでは、年収が少ない人でも審査に通るケースがあります。

決して審査は甘くありませんが、少しでも融資実現の可能性を高めたい人は最初に消費者金融カードローンに申し込みましょう。

返済遅れや過去の債務整理といった特別な事情がない限り、広く利用者を集める大手消費者金融への申し込みが向いています。

アコムはカードローン初心者向けに分かりやすい申込フォームを用意しているため、初めての人はアコムを選びましょう。

アコムは収入や信用情報から返済能力を審査する

アコムの審査では、主に以下の情報から返済能力を調査して融資の可否を決定します。

  • 申込情報から得られる収入に関する情報
  • 他社の支払いまたは返済履歴や契約内容といった信用情報

収入は、金額の多さよりも継続性と安定性が重視されます。

在籍確認と信用情報調査は法律で義務付けられており、アコム以外のカードローンに申し込んでも必ず実施される項目です。

貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用元:e-GOV|貸金業法

アコムを始めとした大手消費者金融の審査が早いのは、AIによるスコアリングを実施しているためです。

アコムで審査される項目について、申込前に以下の点を確認しましょう。

  • 審査で評価される安定収入とは?
  • 勤務先での在籍確認方法
  • 審査で必ず見られる信用情報の内容
  • スコアリング審査の対象となる項目

審査の特徴を知っていると、申し込んで審査に通る可能性があるか判断しやすいです。

毎月安定して収入を得ていればアルバイトでも審査通過の可能性あり

アコムの審査に通過するには、毎月継続して安定収入を得ている必要があります。

継続性は勤続年数で判断される傾向があり、長いほど評価は良いです。

アコムでは、申込時以下の選択肢から勤続年数を選びます。

  • 3年未満
  • 3年以上5年未満
  • 5年以上10年未満
  • 10年以上

上記の通り勤続年数3年未満はひとくくりにされているため、3年以上同じ会社で働いていれば継続性の評価が上がる可能性があります。

安定収入=年収が多いではない

安定収入があるとは、毎月一定の収入が続いている状態です。

以下の状態の人は、安定収入があるとみなされやすい傾向にあります。

  • 正社員、公務員といった正規雇用
  • 毎月一定の給与を得ている派遣社員や契約社員
  • 5年以上働いている週1回勤務の短時間アルバイト
  • 毎月決まったシフトに入っている学生アルバイト
  • 時短勤務のパート社員

毎月1~2万円の収入でも、安定して給与をもらい続けていれば安定収入があると認められます。

収入が安定していないと評価されやすいのは、収入がある月とない月がまばらにある職業です。

個人事業主やフリーランスは、収入の安定性評価に関して不利な傾向にあります。

しかし、職業以外の項目も含めて総合的に判断するため、申し込んでみないと審査結果は分かりません。

収入が途絶える月がなければ、審査に通る可能性も。

アコムは、利用者の多さから幅広い職業の人が審査に通過していると考えられます。

どうしてもカードローンでお金を借りたい人は、審査通過者が多いアコムに申し込みましょう。

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勤務先への電話は原則なしだが在籍確認は行っている

アコムでは、審査のときに勤務先への電話確認を原則行っていません。

申込時に勤務先電話番号の入力が必須ですが、同意なしで電話はしないと大きく明記しています。

しかし、申込情報に入力された会社での勤務実態を調査する在籍確認は必ず行われます。

在籍が確認できれば、毎月給与を受け取り安定収入があると判断できるためです。

申込者名と会社名が一緒に記載された以下の書類を提出できれば、大半のケースで在籍確認の電話は避けられます。

在籍確認できる書類の一例
  • 社会保険証
  • 源泉徴収票
  • 直近の給与明細
  • 雇用契約書

書類は、いずれも最新のものを提出しましょう。

上記書類を用意できなかったとき以外にも、次の理由で在籍確認が電話で行われるケースがあります。

  • 信用情報に残る他社契約時の勤務先と異なる
  • 会社情報がWeb上でまったく見つからない

他社のローンやクレジットカードに申し込んだときも、勤務先情報を入力します。

入力した情報は信用情報として残り、審査が行われるたび確認されるのが一般的。

信用情報と申込時の勤務先が異なるときは、アコム側で申込内容が正しいか分からないため在籍確認が慎重になりがちです。

公式サイトがなく、Web上で情報を公開していない勤務先も、電話による在籍確認で実在する会社か確認します。

電話で確認が必要になっても、周囲にバレないようアコムの名称を出さず、個人名を名乗ってくれます。

プライバシーには配慮されるため、素直に応じましょう。

在籍確認に応じないと架空の職場ではないかと疑われ、審査落ちの原因になる可能性もあります。

信用情報では現在の他社借入と過去の支払履歴を確認する

信用情報照会で確認するのは、主に現在の他社借入と支払い履歴です。

アコムが加盟している信用情報機関はCICとJICCの2社。

過去に利用履歴のあるローンやクレジットカードの情報は、一通り確認可能です。

現在の借入残高を調べるのは、貸し過ぎて返済不能になるのを防ぐ目的があります。

年収に対して借入額や他社借入件数が多いと、審査では不利になりやすいです。

過去の支払履歴は、主に以下の2つを確認します。

  • 直近2年間、毎月遅延なく支払いを続けられているか
  • 過去5年以内に長期延滞や債務整理の履歴はないか

クレジットカードやカードローンは、毎月の支払額がどれだけ少額でも支払期日は必ず守りましょう。

何度も期日から遅れた履歴が残っていると、誠実に返済できない人と判断されて大きなマイナス評価となります。

過去5年以内の長期延滞や債務整理は、即審査落ちになりやすいです。

今まで支払いが遅れた経験のない人なら、信用情報に問題はなく審査でもプラスに働きます。

長年支払いルールを守ってクレジットカードやローンを利用しているなら、信用情報に問題はありません。

返済のルールを守れる人と判断されやすくなり、審査で有利に働く可能性もあります。

対象項目を点数化したスコアリング審査で貸し付けの可否が決まる

アコムをはじめとした大手消費者金融では、大量の申込者を効率良く審査するためスコアリング審査を実施しています。

スコアリング審査とは、申込フォームや信用情報の審査対象項目を点数化して審査の可否を決めるシステムです。

どの項目に何点入るかは公表されておらず、カードローン会社ごとに点数配分や審査通過ラインも異なります。

アコムでは、申込情報のうち以下の項目がスコアリング審査の対象となっている可能性が高いです。

審査対象となる入力項目の例
  • 家賃または住宅ローンの有無
  • 世帯主(家族の生計を支える人)
  • 雇用形態
  • 勤務年数
  • 年収

同じ年収でも、家賃や住宅ローンの支払いがある人とない人では自由に使える金額に差が出ます。

家族の生活を支える世帯主は、生計費がかかり自由にできるお金が少なくなる反面、仕事を辞めにくいため安定収入の面で評価される可能性も。

判断基準は分からないため、嘘を入力せず正確な情報で審査を受けましょう。

アコムはゆるい審査を行っていない!審査に落ちる原因は6つ

アコムは明確な審査基準で審査を行っており、決してゆるい審査は行っていません。

「自分では大丈夫だろう」と思っていても、審査落ちする人がいます。

アコムで審査落ちする原因は主に6つです。

  • 他社借入金額が年収の3分の1以上になりそう
  • 各種支払いの期日を過ぎてから入金するクセがある
  • 5年以内に督促状が送られてきた経験がある
  • 申込フォームに嘘を入力した
  • アコムが保証会社のローンでトラブル経験がある
  • 他のカードローンにも同時に申し込んだ

審査落ちは、信用情報または申込時に問題があるケースも多いです。

他社借入額や過去の支払履歴は、信用情報機関への照会で正確な情報が把握されます。

申込時、嘘をついたり複数社に同時申込をしたりすると、本来なら通過できる人でも審査落ちしやすいです。

審査に落ちる原因を知って、申込時に可能な対策を実施しましょう。

他社借入金額が年収の3分の1に近く総量規制を超えそう

他社借入金額の合計が年収の3分の1に近いと、審査に落ちやすいです。

貸金業法には、個人の総借入額を年収の3分の1までとする「総量規制」の決まりがあります。

Q2-1. 総量規制とは何ですか?

A2-1. 借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。

例えば、年収300万円の方は、貸金業者から100万円までしか借りることができないということになります。

引用元:金融庁

貸金業者からの借り入れには、消費者金融カードローンのほかクレジットカードキャッシングも含まれます。

現金を借りる機能ではないので、ショッピングリボ払いや商品を買うための分割払いは含まれません。

アコムをはじめとした貸金業者は、年収3分の1を超える貸し付けが禁止されており、違反すれば行政処分の対象に。

総量規制オーバーのリスクが大きい申込者は、審査落ちします。

例えば、年収300万円で他社借入が95万円ある人は、他社借入0円の人よりも審査は厳しいです。

申込時の相談によって、無理のない返済額に調整してもらえます。

携帯電話料金やクレジットカードの支払期日を守れていない

信用情報で確認する支払履歴には、カードローンだけでなく携帯電話料金やクレジットカードによるショッピングの支払いも含まれます。

アコムも加入している信用情報機関「CIC」は、毎月の支払情報を2年間保管する決まりです。

支払期日が1日でも遅れると、正常に支払われなかった記録が残ります。

CICの開示情報の画像

上記の例では、期日までに入金がない「A」や一部しか入金がない「P」は審査でマイナスとなります。

正常な入金がない月が頻繁にあると、お金に関してルーズな印象を与え、貸したお金を返さない人だと判断されやすいです。

督促状が届くほどの長期延滞ではなくても審査に悪影響があるため、支払期日は必ず守りましょう。

過去に長期延滞で督促状を受け取った経験がある

過去に長期延滞で督促状を受け取った経験がある人は、審査落ちするリスクが特に高いです。

長期延滞とは、3ヶ月または61日以上支払いが遅れた状態です。

信用情報には「異動」と表示され、一般的にブラックリスト入りと呼ばれています。

延滞解消から5年間は異動と表示され、アコムを始めとしてクレジットカードや各種ローンの審査にも通りにくいです。

アコムが加入する信用情報機関「JICC」では、長期延滞に加えて強制解約の履歴も確認可能。

異動とは表示されないものの、記録があると審査落ちのリスクが高いです。

強制解約される理由の例
  • 支払い遅延を繰り返す
  • 虚偽申告で審査に通ったのが発覚
  • ショッピング枠現金化など規約違反が発覚

短期間の支払い遅延でも、繰り返すと金融機関によっては強制解約となる可能性があります。

虚偽申告で審査に通ったとしても、利用中に嘘が発覚すると強制解約の対象に。

ショッピング枠現金化のほか、名義貸しといった規約違反も金融機関側からは問題視されます。

基本的な利用方法を守っていれば、異動や強制解約になる可能性は低いです。

ローンやクレジットは、規約を確認してから利用しましょう。

申し込むときに嘘の情報を入力した

アコムに申し込むときに、審査で有利になるよう年収の水増しや雇用形態の虚偽申告をするとすぐにバレます。

嘘がバレる理由は主に以下の3つです。

  • 他利用者の情報や一般的な平均値から大きく外れている
  • 収入証明書類や本人確認書類と内容が違う
  • 信用情報に残る他社の契約情報と内容が異なる

会社情報や年齢から想定される年収よりも明らかに多いと、嘘を疑われて追加書類を求められるケースがあります。

例えばアルバイトなのに年収が450万円と記載すれば、一般的な平均値には当てはまっていません。

本当に450万円の収入を得ているかチェックされ、嘘なら印象が悪くなります。

収入証明書類を提出すると正確な内容がアコム側に伝わるため、虚偽申告だと判断されれば審査落ちする可能性が高いです。

信用情報には、契約中のカードローンやクレジットカードに登録されている情報も確認できます。

勤務先は同じなのに雇用形態が違う、申告した年収と大きな差があるといった人は、審査が慎重になりやすいです。

すぐにバレなくても契約後に発覚すれば強制解約となるため、必ず正しい内容で申し込みましょう。

アコムが保証を担当するローンで返済トラブルを起こした

アコムが保証を担当する金融商品でトラブルを起こした経験があると、解消から5年以上経過していても審査落ちする可能性があります。

信用情報ではなく、アコムの社内に金融事故を起こした利用者だとの記録が残るためです。

アコムは、銀行カードローンを始め多くの金融商品で保証を担当しています。

アコム保証の商品がある金融機関
  • 三菱UFJ銀行
  • セブン銀行
  • auじぶん銀行
  • ソニー銀行
  • スルガ銀行
  • 西日本シティ銀行
  • LINE Credit

参照元:アコム

保証会社とは以下の役割を持つ会社で、申込者を保証できるかを基準に審査を実施します。

  • 利用者の支払いが滞ったとき代わりに支払う
  • 銀行から利用者に対する督促を引き継ぐ

利用者の支払いが滞ったときはアコムが返済を肩代わりしているため、アコムの社内に返済能力がなくなった人として記録が残ります。

一度トラブルを起こした人は繰り返す可能性が高いと判断され、アコムでの審査にも通りにくくなります。

社内の情報が保持される期間は決まっていないので、半永久的に記録が残るケースも。

アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループの一員のため、グループ会社の情報も持っている可能性があります。

アコムの子会社は後払いアプリのKyashと業務提携しているため、利用している人はトラブルなく支払いましょう。

同じタイミングで他社カードローンにも申し込んだ

アコムと同時に他社カードローンにも申し込むと、以下の理由から審査落ちするリスクが高まります。

  • 経済状況が極端に悪く返済不能になる可能性が高い
  • 複数のカードローンで審査に通過すると総量規制を超える

急いで複数のカードローンが必要な人は、現在の経済状況が悪く貸し倒れになりそうな印象を受けます。

申し込んだすべてのカードローンで審査に通ると、総量規制オーバーになる可能性があるときも審査落ちしやすいです。

年収300万円の人が借りられるのは、最大100万円まで。

例えば80万円の借り入れを2社で申し込み、両方に通ると総量規制の範囲を超えます。

カードローンへの申込履歴は信用情報に即時記録されるため、隠して申し込みできません。

「一番審査が早いところで契約したい」「審査落ちが不安だから複数申し込む」といった行動は、審査で悪影響です。

アコムは最短20分融資と審査時間が早いため、1社に絞って申し込んで審査結果を待ちましょう。

アコムの審査時間が長い原因は?

アコムで審査時間が長い原因は、主に申し込むタイミングと申込手続きの中断にあります。

審査に時間がかかったからといって、必ずしも落ちるわけではありません。

以下の条件に当てはまると審査が長引きやすいです。

  • 営業時間外
  • 申し込みが収入する時間に申し込んだ
  • アコムからの確認電話に出られていない
  • メールに気付いていない

アコムの申し込みは24時間受け付けているものの、審査に対応できる営業時間は限られています。

連休前後や夕方など、一般的に仕事が休みになるタイミングは申込が混雑しやすいです。

何の問題もなく審査に通過できる人でも時間がかかるケースもあります。

アコムからの電話連絡やメールを放置していても、審査は進みません。

審査をできるだけ早く進めたい人は、審査終了時間間際や混み合う時間帯の申し込みは避け、電話連絡やメールのチェックを徹底しましょう。

営業時間外に申し込んでもすぐに審査が始まらない

アコムの営業時間外に申し込んでも、審査は翌営業日の9時以降にならないと始まりません。

アコムの営業時間は土日祝日も含めて朝9時から夜21時です。

なるべく早く審査結果を得たいなら、少なくとも夜21時までに審査が完了する必要があります。

審査時間は最短20分ですが、あくまですべての手続きがスムーズに進んだときの時間です。

遅くても19時までには申し込みを済ませ、アコムからの連絡にはいつでも対応できる状態で審査結果を待ちましょう。

アコムは大型連休中も通常通り営業している

アコムでは、ゴールデンウィークやお盆といった長期連休中でも営業時間を変えず営業しています。

即日融資にも対応しているため、「遊び過ぎてお金がない」「旅行先でお金を使い過ぎた」といった急な金欠にも役立ちます。

例年休業日となるのは1月1日のみです。

お年玉を用意するために少しだけ借りたい人、初売りでたくさん買い物をする予定がある人は、正月当日の申込みでは間に合いません。

正月に向けて契約したい人は、12月31日は混み合う可能性があるため早めに申し込みましょう。

夕方以降や連休前後の混雑しやすいタイミングで申し込んだ

アコムへの申し込みが集中すると、審査や手続き開始の順番待ちが発生して時間がかかりがちです。

以下のタイミングは混雑しやすいため、審査スピードを求める人は時間をずらしましょう。

  • 平日の昼休み
  • 平日夕方以降
  • 土日祝日
  • 月末
  • 大型連休の前後

会社員は、昼休みや終業後の夕方以降に申し込む人が多い傾向です。

お金を使うシーンが多い土日祝日や休日の前後も、申し込みが増えがち。

クレジットカードや公共料金の支払いが集中する月末は金欠になりやすく、カードローンの需要も高まります。

まとまったお金が欲しい大型連休中や連休前後も混雑しやすいため、審査時間が長くなる前提で早めに申し込みましょう。

電話での在籍確認が必要にも関わらずアコムからの連絡に応じない

審査の進み具合によっては、アコムからの電話による在籍確認が必要になるケースもあります。

アコムでは、申込者から了承が得られない限り電話での在籍確認は行われません。

了承を得るための電話に出ないと、アコム側が審査を進められず、審査が止まったままになります。

早めに審査を進めたいときは、以下の対策をしましょう。

  • 申込フォームに携帯電話の番号を入力する
  • 申込後は携帯電話を手元に置いておく

連絡先を携帯電話にし、携帯電話を手元に置いておけば、連絡が入ったときすぐに対応可能です。

勤務先への電話を避けたいからと、連絡を無視し続けると最終的には申込取り下げか審査落ちになります。

アコムから電話がかかってきた形跡があったら、早めに折り返して指示を仰ぎましょう。

在籍確認の電話とはどのような内容?

勤務先への電話はできる限りプライバシーに配慮して行われ、最低限の会話しかしません。

在籍確認のやりとりの例
アコム「〇〇(個人名)と申しますが、△△(申込者)はいらっしゃいますか?」

電話に出た人「△△(申込者)は席を外しております」

アコム「ではまたのちほど折り返します」

上記の例の通り、会社で自分以外の人が出ても、ローンの審査だとは告げられずアコムの名前も出ません。

事前に電話をかける時間帯や名乗り方も相談できるため、連絡には必ず応じて不安な点を遠慮なく伝えましょう。

審査結果通知のメールを見逃していると手続きが進まない

アコムでは、Webから申し込むと審査結果はメールまたは電話で通知されます。

電話が来ると思ってメールを確認しなかったり、広告メールに埋もれて見逃したりすると手続きが進められません。

審査結果がなかなか来ないときは、迷惑メールフォルダも含めてメールボックスをよく確認しましょう。

ドメイン許可式にしている人や、大切なメールがよく迷惑メールに入りがちな人は、以下ドメインを許可しておきましょう。

  • online-a.com
  • acmail@online-a.com

手続きが進まないまま営業時間が終了すると、翌日9時まで待たないとお金を借りられない可能性があります。

アコムの審査に通りやすくするコツは?申込手続きをスムーズに進めるポイント

今からでもアコムの審査に通過しやすくするには、以下2点を守りましょう。

  • 入力ミスや提出書類の誤りを防ぐ
  • アコムからの連絡には必ず応じる

申込フォームの入力ミスや提出書類の誤りは、再確認で時間をとられるだけでなく審査落ちの原因にもなります。

アコムから連絡があるときは、必ず電話に出て指示に従いましょう。

Webからアコムに申し込むときは、基本的に以下の流れで手続きが進みます。

  1. 申込フォームの入力・送信
  2. 必要書類の提出
  3. 審査
  4. 結果通知、契約手続き
  5. 借り入れ

1と2の段階で問題が起きなければ、手続きはスムーズに進みます。

営業時間内に契約手続きまで済ませ、即日融資を希望するなら振込融資やスマホATMでお金を借りましょう。

提出書類や入力内容は誤りなく申し込む

申込フォームは入力ミスがないか再確認してから送信し、書類は期限切れではないか提出前に確認しましょう。

書類を提出するときは、以下の点に注意して文字まで鮮明に写った画像を送信する必要があります。

  • ピンボケ
  • 照明の映り込み
  • 影が入る
  • 書類の端が切れる

室内で撮影するときは、照明や自分の影の映りこみで一部分が不鮮明になりがちです。

照明を消したり、壁に立てかけて影が入らないよう撮影したりと工夫しましょう。

撮影後、写真を拡大して文字部分を確認すると再提出になりにくいです。

アコムに申し込むときの必要書類

アコムに申し込むときは、本人確認書類が必須です。

Webやアプリから提出するときは、以下いずれか1点のみで済みます。

  • 本人確認書類
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 保険証※上記いずれかの交付を受けていない方

記載された住所が現住所と違うときは、以下の追加書類のうち1点が必要です。

追加書類
公共料金の領収書(電気、ガス、水道、NHKなど)
住民票の写し

自動契約機から書類を提出するとき、本人確認で健康保険証を選ぶと追加書類も1点必要です。

希望額50万円の人は収入証明書類の提出も必要

アコムでは、希望額50万円または他社借入と希望額の合計が100万円以上だと収入証明書類の提出が必要です。

  • 収入証明書類
  • 源泉徴収票
  • 給与明細書
  • 住民税額決定通知書
  • 所得証明書
  • 確定申告書

いずれの収入証明書も最新の書類のみ有効です。

源泉徴収票は年末に受け取った最新の書類を用意し、給与明細書なら直近2ヶ月分を用意しましょう。

毎月収入を得ている証明をしなければならないので、給与明細書は複数月分必要です。

働き始めたばかりでは書類の用意が間に合わないので、最低でも3ヶ月以上働き、2回以上給与を受け取ってから申し込みましょう。

希望額が50万円を超えていなくても、勤務先での在籍を確認するために提出を求められるケースがあるため、申込前にすぐ提出できるよう準備をしましょう。

アコムから連絡があったら速やかに応じる

審査の途中で、アコムから電話がかかってくるケースがあります。

提出書類の間違いや不鮮明な部分がある、事実確認が必要といったときに電話がかかってきやすいです。

審査途中で確認が必要になる例
  • 信用情報や書類の内容と入力した申込情報が異なる
  • 提出書類に間違いがある
  • 提出された書類と信用情報から勤務先での在籍が確認できない

転職したのに、現在契約中のクレジットカードやカードローンの契約内容を更新しないでいると、信用情報と申込情報に違いが出ます。

再確認を目的として連絡が入るケースもあるため、面倒な手間を防ぎたいなら登録情報を最新の内容に更新しましょう。

提出書類が以下の状態だと無効になり、再提出が求められます。

  • 最新のものではない
  • 期限切れ

連絡を無視すると手続きはいつまでも進まないため、電話に出られなかったら早めに折り返しましょう。

アコムの審査に落ちた後に気を付けるべき行動は?やみくもに他の消費者金融に申し込まない

審査落ちに納得できない気持ちもあるかと思いますが、冷静さを失うとNG行動を起こしやすくなります。

そのまま原因を究明せず、やみくもに他の消費者金融に申し込んでもすべてで審査落ちしてしまう可能性も。

審査落ちしてしまったら、どんな行動に気をつければいいでしょうか。

アコムの審査に落ちた後すぐに申し込みをするのはNG行動

何かの間違いかと、すぐに再申し込みを行っても結果は変わらない可能性が高いです。

手間がかかるだけでなく、申し込みブラックに近づいてしまいメリットはありません。

アコムに問い合わせても審査に落ちた詳しい理由は教えてくれないため、まずは申込内容に間違いがなかったか再確認しましょう。

年収と借入希望額のバランスや勤続年数など、アコムの基準には達しなかったポイントが見つかるかもしれません。

もし審査の回答がなかなか得られず不安な場合は、アコムのフリーコールに問い合わせて状況を確認してください。

審査に落ちた後は原因を明確にして申込内容を確認しよう

審査に落ちた場合、信用情報から申込情報が消えるのは6カ月後となります。

改めて申し込みをしようと検討している人は、それまでに審査落ちの原因を明確にしておくのがベストです。

最初の申込時が就職してすぐの時期だった場合、勤務期間が長くなれば解決するため再チャレンジには希望が持てます。

また総量規制ギリギリで申し込んでいたのを、10万円や20万円など低めの限度額にしてみるのもいいでしょう。

ただし信用情報機関の延滞情報やブラックリスト入りが原因なら、6カ月間で審査落ちの原因をクリアにするのは難しいです。

落ちた理由をはっきりさせたいなら、信用情報機関であるCICJICCに開示請求を行ってみてください。

いずれも1,000円かかりますが、スマホからでもデータの閲覧が可能と手軽です。

アコムの審査が甘いか気になっている人のよくある質問

アコムの審査が甘いのか気になっている人の、よくある質問をまとめました。

  • アコムは仮審査さえ通ればお金を借りられる?
  • 審査結果のメールが届かないけど審査落ち?
  • 増額審査なら契約済みだから甘い?

「仮審査に通れば審査通過と言える?」「連絡がなかなか来ないけれど審査に落ちた?」など、審査の進み具合に関する疑問を抱いている人も多いです。

わからない点は事前にチェックして、納得してから申し込みましょう。

アコムでお金を借りるには仮審査に通れば大丈夫?

アコムには仮審査と呼ばれる段階はないものの、審査の段階は大きく2つに分けられます。

  • 申込情報と信用情報をもとに審査を実施
  • 必要書類で事実確認し審査結果を確定

申込情報や信用情報と矛盾のある書類が提出されると、書類確認の段階で審査落ちする可能性があります。

必要な書類を揃えられないときも、契約には進めません。

本審査結果のメールが来ないときはどうしたらいい?

アコムでは、審査落ちしていても必ずメールか電話で審査結果が通知されます。

メールがこないときは、迷惑メールフォルダに分けられていないか確認すると見つかるケースも。

迷惑メールフォルダにもメールが届いておらず、アコムからの着信履歴もないときは、相談用フリーダイヤルに相談しましょう。

アコムの増額審査は甘い?

アコムの増額審査は決して甘くなく、今までの利用実績や信用情報をもとに判断されます。

審査時間は最短即日で、土日祝日も審査を実施。

増額申請は、ある程度アコムでの利用実績を積まないと審査に通りにくいです。

例えば、アコムが保証を担当するセブン銀行カードローンでは、増額審査は契約から6ヶ月以上経過しないと申し込めません。

増額を希望する人は、アコムはもちろん他のローンやクレジットカードも支払期日を守り、6ヶ月程度経過してから審査に申し込みましょう。

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