昔は善神王宮と称し、佐田郷の総鎮守であり、鎌倉時代に大友能直によって再興されました。以後、検断所により何度か再興され、神殿は元治元年(1864年)に改築し現在に至っています。境内には「県指定有形文化財の板碑」や幕末に賀来一族が建設した「市指定史跡の反射炉碑」、「耐火煉瓦塀」、「市指定有形文化財の両部鳥居」などがあります。幕末には、民間で唯一反射炉を境内に持っていたといわれ、当時は大砲が鋳造されおり、現在では、反射炉に使われていた「耐火煉瓦」でできた塀が、佐田神社本殿裏に築かれています。紅葉シーズンには、紅葉スポットとしてもおすすめです。