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為替市場今日のまとめ【為替市場今日のまとめ】ドル・円は底堅い展開か、世界経済減速も米中交渉や株高に期待感
(配信日:2019/01/22 17:23:56)
*17:23JSTドル・円は底堅い展開か、世界経済減速も米中交渉や株高に期待感
[今日の東京市場]

 今日の東京市場で、ドル・円は弱含み。109円70銭から109円36銭まで下落した。
IMFが前日2019年の世界経済成長予想の下方修正を発表したことや、カナダ紙(21日
付)の「米国がファーウェイCFOの身柄引き渡しを正式要請へ」との報道を受けて、
アジア主要株価指数や米株先物が下落したことで、円買いが優勢になった。

 ユーロ・円は124円71銭から124円11銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1373ドルから
1.1346ドルまでじり安に推移した。ブレグジットの先行き不透明感を懸念したポン
ド・ドルの下落に連れたとみられる。

・17時時点:ドル・円109円40-50銭、ユーロ・円124円20-30銭
・日経平均株価:始値20770.06円、高値20805.93円、安値20558.30円、終値
20622.91円(前日比96.42円安)

【経済指標】
・特になし

【要人発言】
・カナダ紙(21日)
「米国は、中国通信機器大手ファーウェイCFOの身柄引き渡しを正式に要請する手続
きを進める計画をカナダ政府に伝えた」

[今日の海外市場]

 22日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い展開を予想する。国際通貨基金
(IMF)の世界経済見通しの下方修正が意識され、円買い先行の見通し。ただ、今月
末に予定される米中閣僚級の通商協議や米株高への期待感から、ドル買い、円売り
に振れる可能性もあろう。

 IMFが21日に発表した世界経済見通しで、2019年の成長率は+3.5%と、昨年10月時
点での前回から下方修正された。中国政府は前日、2018年の成長率が1990年以来28
年ぶりの低水準となったとしたほか、ユーロ圏やオセアニアなどでも軟調な経済指
標が目立ち始め、世界経済に対する悲観的な見方が広がりつつある。そうした懸念
から、本日のアジア市場では日経平均株価や上海総合指数が弱含んだ。また、欧米
株式先物もマイナス圏で推移し、今晩の株安への警戒感から円買い地合いに振れ、
ドル・円は109円30銭台に軟化した。

 ただ、今晩の円買いは限定的となりそうだ。報道によると、米中両国は今月30-31
日の予定で閣僚級の通商協議を開催する。トランプ政権は対中制裁関税引き下げを
検討する一方、中国は貿易不均衡の是正に向け6年間にわたり米国からの輸入を拡大
する方針。両国の貿易摩擦解消への思惑から株高に振れればドル・円は上昇基調に
向かうだろう(そうしたなか、21日付カナダ紙の「米国がファーウェイCFOの身柄引
き渡しを正式要請へ」との報道は気になるが)。

【今日の欧米市場の予定】
・18:30英・9-11月ILO失業率(予想:4.1%、8-10月:4.1%)
・18:30英・12月公的部門純借入額(銀行部門除く)(予想:+19億ポンド、11
月:+72億ポンド)
・19:00独・1月ZEW景気期待指数(予想:-18.5、12月:-17.5)
・24:00米・12月中古住宅販売件数(予想:524万戸、11月:532万戸)

《KK》

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