1. ホーム
  2. 旅情報
  3. 為替情報
  4. 【為替市場今日のまとめ】「ドル・円は底堅い値動きか、欧米株安や米国内でのコロナ再拡大に警戒」

為替情報

為替市場今日のまとめ【為替市場今日のまとめ】「ドル・円は底堅い値動きか、欧米株安や米国内でのコロナ再拡大に警戒」
(配信日:2020/07/08 17:07:44)
*17:07JST「ドル・円は底堅い値動きか、欧米株安や米国内でのコロナ再拡大に警戒」
[今日の東京市場]
ドル・円は反落、欧米株高観測でドル買い後退
 8日の東京市場でドル・円は反落。仲値にかけて国内勢の買いが強まり、107円半ばか
ら107円71銭まで強含んだ。ただ、その後は日経平均株価の下げ幅拡大で円買いに押さ
れ、ドルは失速。また、夕方にかけて欧米株高観測でドルは売られ、107円43銭まで値
を下げた。

・ユーロ・円は121円44銭から121円14銭まで値を下げた。
・ユーロ・ドルは1.1262ドルから1.1294ドルまで強含んだ。

・17時時点:ドル・円107円40-50銭、ユーロ・円121円30-40銭
・日経平均株価:始値22,481.61円、高値22,667.95円、安値22,438.65円、終値22,438.
65円(前日比176.04円安)

【経済指標】
・日・5月経常収支:+1兆1768億円(予想:+1兆836億円、4月:+2627億円)
・日・6月景気ウォッチャー調査・現状判断:38.8(予想:24.3、5月:15.5)
・日・6月景気ウォッチャー調査・先行き判断:44.0(予想:39.3、5月:36.5)
・スイス・6月失業率:3.2%(予想:3.4%、5月:3.4%)

【要人発言】
・ラガルド欧州中銀(ECB)総裁
「金融緩和はこれまでのところ効果的だった」
「市場の混乱は沈静化している」

[今日の海外市場]

 8日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。中国株の上昇基調持
続するものの、欧米株安なら安全通貨のドルは売りづらい見通し。また、米国内での新
型コロナウイルスの感染再拡大も警戒され、ドルの下げは想定しにくい。

 前週発表された米国のISM製造業景況指数や雇用統計など主要な経済指標が予想外に
強含み、NY株式市場は早期回復への期待が先行し指数は上昇。半面、国内でのコロナ感
染再拡大への懸念も根強く、7日の取引では株価の調整を手がかりに安全通貨のドルが
買われる展開となった。足元では上海総合指数など中国株の思惑的な買いが続くもの
の、本日アジア市場は欧米株安観測でドルは売りづらい地合いに。日経平均株価の軟調
地合いでリスク回避的な円買いが他の主要通貨を下押しする一方で、ドルは底堅さが意
識された。

 この後の海外市場では重要イベントが予定されておらず、引き続き株価やコロナ感染
状況を手がかりとした取引となりそうだ。報道によると、米国ではフロリダ州の感染件
数が20万件を突破し、1日当たりに報告された感染者数は過去最高を記録。それを受け
今後の制限措置の再開に思惑が広がり、回復ペースの大幅鈍化への警戒感から株売りに
振れやすい。そのため、安全通貨のドルは引き続き売りづらい展開となろう。一方、ユ
ーロ・ドルが1.13ドル手前で上値の重さを嫌気した売りに押されていることも、ドルの
押し上げ圧力となる。

【今日の欧米市場の予定】
・01:15 ボスティック米アトランタ連銀総裁オンラインセミナー参加
・02:00 米財務省10年債入札
・04:00 米・5月消費者信用残高(予想:-150.00億ドル、4月:-687.79億ドル)



《TY》

一覧に戻る

  • ツアー専門比較サイト
  • 団体旅行専門比較サイト
このページのトップへ