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為替市場オープニングコメント【為替市場オープニングコメント】【本日の円相場見通し】ドル・円は主に113円台で推移か、米FOMC会合の結果判明を待つ状況
(配信日:2022/01/26 08:24:13)
*08:24JST【本日の円相場見通し】ドル・円は主に113円台で推移か、米FOMC会合の結果判明を待つ状況
[為替市場オープニングコメント]

 25日のドル・円は、東京市場では114円10銭から113円67銭まで下落。欧米市場で
は、114円16銭まで買われた後、113円78銭まで反落し、113円86銭で取引終了。本日26
日のドル・円は主に113円台で推移か。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明
を待つ状況となっており、主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く可能性がある。

 今回開催のFOMC会合では、3月に利上げを開始することやバランスシート縮小につい
て議論されるとみられている。現時点で年内3回以上の利上げが実施される可能性は高
いものの、市場参加者の一部は「インフレ見通しについては意見が分かれる可能性が
ある」と指摘しており、バランスシート縮小の必要性については、「今後数回のFOMC
会合で慎重に議論される」との声も聞かれている。また、ウクライナを巡るロシアと
米国(NATO)の対立が短期間で解消される可能性は低いことから、地政学的リスクが
高まっていることも考慮される可能性がある。今回のFOMC会合で米金融政策の方向性
はより明確になりそうだが、インフレ見通しが大きく変わる可能性は残されており、
米長期金利の動向について予断を持つことは難しくなりそうだ。

【テクニカル分析】
・短期:115.00円(心理的な節目)
・中期:118.00円(心理的な節目)

【ドル売り要因】
・インフレ高止まりは成長阻害の要因
・供給制約が短期間で緩和される可能性は低いとの見方
・大型歳出法案は不成立・廃案となる可能性

【ドル買い要因】
・2022年に3回以上の利上げ実施、バランスシート圧縮の可能性
・雇用情勢の改善傾向
・新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大の影響は限定的との見方

ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/2
5)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時10
9円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)まで戻し、さらに1
37円50銭(2018/2/2)まで買われた。ウクライナを巡るロシアと米国(NATO)の対立
は続いており、リスク回避的なユーロ売りがただちに縮小する可能性は低いとみられ
る。米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果も注目されており、新たなユーロ買い
材料が提供されない場合、リスク選好的なユーロ買い・円売りは引き続き抑制される
可能性が高い。

【ユーロ売り要因】
・ラガルドECB総裁は早期利上げを否定
・ウクライナを巡る米国とロシア(NATO)の対立
・ユーロ圏と米国の金利差拡大観測

【ユーロ買い要因】
・オミクロン株の病原性は高くないとの見方
・エネルギー価格の安定
・ドイツ国債の利回り上昇

[予想レンジ]
・ドル・円:113円30銭-114円30銭、ユーロ・円:128円20銭-129円20銭

[<国内>本日の為替関連スケジュール]
・08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(1月17-18日開催分)
・14:00 11月景気動向指数・先行改定値(速報値:103.0)

[<海外>本日の為替関連スケジュール]
・22:30 米・12月卸売在庫速報値(前月比予想:+1.2%、11月:+1.4%)
・24:00 カナダ中銀が政策金利発表(0.25%に据え置き予想)
・24:00 米・12月新築住宅販売件数(予想:76.0万戸、11月:74.4万戸)
・04:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表(政策金利は0.00-0.25%に据え置
き予想)
・04:30 パウエル米FRB議長会見


《MK》

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