(配信日:2022/10/07 04:49:16)
*04:49JST10月6日のNY為替・原油概況
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円60銭から145円08銭まで上昇し、引け
た。
米先週分新規失業保険申請件数が予想以上に増加したため米連邦準備制度理事会(FR
B)の利上げペース減速の思惑が広がり一時ドルが軟化したものの、クックFRB理事やミ
ネアポリス連銀のカシュカリ総裁が高過ぎるインフレ抑制で利上げを継続していく方針
を再確認したため長期金利の上昇に伴いドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは0.9880ドルから0.9788ドルまで下落し、引けた。
欧米金利差拡大観測に伴うユーロ売りが再開。
ユーロ・円は142円96銭から141円96銭まで下落した。
ポンド・ドルは1.1287ドルから1.1114ドルまで下落。
格付け会社が財政悪化の可能性を想定しフィッチも5日、英国の信用格付け見通しを
「ネガティブ」に設定したため格下げ懸念にポンド売りが優勢となった。
ドル・スイスは0.9840フランから0.9914フランまで上昇した。
6日のNY原油先物は続伸。石油輸出国機構(OPEC)プラスによる大幅減産決定を受け
た供給ひっ迫を懸念する買いが一段と強まった。
[経済指標]
・米・先週分新規失業保険申請件数:+21.9万件(予想:20.4万件、前回:19万件←1
9.3万件)
・米・失業保険継続受給者数:136.1万人(予想:135.0万人、前回:134.6万人←134.7
万人)
《KY》
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